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- 呼吸(いき)が変わると、生き方(いきかた)が変わる- 気づきの呼吸法
なぜ呼吸法なのか―真の呼吸とは
医療は、高度な技術と最先端の設備により、めざましい発展をとげてきました。しかし、最良の医療とは、その人本来のもっている自然治癒力をうまく引き出すことであると思っています。どんなに技術や設備が進歩しても、人間本来の自然治癒力をひきだすことに変わりはありません。
簡単に言うと、医者が病気を治しているのでなく、病気を治しているのは患者さん自身なのです。医者の本来の役割は、人間の治そうとする力をうまく引き出すお手伝いをすることです。ですから良薬も、高度な治療も自然治癒力があってこそ、効果が期待できるのです。
常々、このような考え方を持ちながら、診療にあたっていましたが、今回自らの体験を通して、真の呼吸が、その自然治癒力を引き出す有効な手段であるということに気づいたのです。
真の呼吸とは、人間の身体の隅々まで酸素をいきわたらせ、その一つ一つの細胞を活性化することにより自然治癒力・生命力を引き出す呼吸のことです。この呼吸法を体得してもらい、皆様の健康に、また明るい未来のために少しでもお役にたてればと思っています。
呼吸 とこころ - 呼吸 は心のバロメーター
最近、仕事や人間関係のストレスで、ため息をつくことが多くなっていませんか?気持ちや時間に余裕がなくなると、息つく暇がなかったり、息も抜けなくなったりして、その上、さらにストレスが続くと、最後には息詰まってしまうのです。
無意識にしている
不思議なことに、そのような不安なこと、嫌なことを想うだけでも、息苦しくなったりすることがあるのです。
息という字は、自らの心と書きます。その文字通り、息は今の自分の心の状態を表します。そして、同時にその息によって、自分の心をコントロールすることもできるのです。
すべては自律神経で決まる-その鍵を握るのは、呼吸
さまざまな病気の原因がストレスからくるといわれていることは、ご承知のことかと思いますが、現代において、このストレスから避けては通れないのが現状で、このストレスとうまくつきあっていかなくてはいけません。その鍵を握るのは自律神経です。
ただし、この神経は自分の意思とは無関係に働く神経で、緊張すると汗をかいたり、心臓がドキドキしたり、血圧が上がったりというのも、この神経の働きなのです。
ところが、唯一自分の意思でコントロールできる方法があります。それが呼吸なのです。
呼吸を通して、自律神経が安定してくると、こころが穏やかになるだけではなく、健やかなる身体と康らかなるこころが一つに結ばれ、それが健康につながっていくのです
呼吸 がうまくいくと、仕事も、人間関係もスムーズに
人と人との間には間というものがあります。
間が合うということは、自然に
つまり、それが阿吽の呼吸です。
間が合ってくると(=息が合ってくると)と、仕事や人間関係に“間が抜ける”こともなければ、“間違い”もなくなるということです。
貴方があなたらしく、明るく輝いて生きていくために
最近、「不安で、何をやってもうまくいかない、自信がない」という方が、いらっしゃいます。そういう方は、自分の中にすばらしい力があるということを信じてあげてください。実は、もうすべて必要なものはあなたの中にあるのです。そのような自分を信じることが自信をもつということなのです。医学的にも人間の能力の差はほとんどないと言われています。では、うまくいっている人は何が違うのか?それは、自分の良さをうまく引き出しているからなのです。あなたもその能力や才能に気づき、自分でうまく引き出すことができると、貴方があなたらしく明るく輝いて生きていけるのです。
それは、呼吸によって気づくようになるのです。
いきいきと、楽に生きる―長生き の秘訣とは
たとえば、自分が泳いでいることを想像してみてください。
水の恐怖心をとりのぞき、からだの力を抜いて、上手に呼吸することができれば、いつまでも楽に長く泳ぐことができるのです。
それと同じように、上手に呼吸することができれば、不安な気持ちが取り除かれ、体の緊張もなくなり、より良く、いきいきと、楽に生きていけるようになるのです。
そのためには、長く息を吐くことが大切なのです。長く息をすることが長生き(
これからは、心をメインテナンスする時代
からだは汚れると、体を洗って清潔にして、メインテナンスすることをしますが、こころの汚れがたまっても、こころをきれいにすることはあまりしません。
でも、現代のストレス社会のなかで、知らず知らずの間に心も汚れてきてしまっているのです。呼吸はその汚れた心をきれいにする有効な手段です。これからは、からだのメインテナンスだけではなく、こころのメインテナンスを考えていかなければいけない時代であると思います。
頭で考えるのではなく、身体 で感じること-Don’t think,feel
現代人は多くの情報にさらされていて、無駄な情報をいかに省くかということが言われています。それでも頭を使う機会が非常に多くなり、いわゆる“頭でっかち”になってしまっている人が多くいます。脳内で情報が多すぎるため、処理しきれず、脳がフリーズ(固まって)してしまっているのです。
詩人でもあり、解剖学者のゲーテも「五感は間違わない、間違うのは判断である」と述べているように、大事なことは、頭で考えるのではなく、
頭でっかちになりすぎると、身体の感覚も鈍ってくるのです。
散歩しているときや、お風呂に入っている時に良いアイディアやひらめきが生まれたり、スポーツ選手や芸術家など力が抜けたとき、最大のパフォーマンスを発揮できたりするとよく言われています。いわゆる身体が緊張せず、リラックスしているときなのです。言い方を換えると、身体が気持ちよく感じることです。
それとは逆に身体は緊張すると、脳への情報が多く伝わるため、冷静な判断ができなくなるばかりか、筋肉は収縮、身体も固くなり、呼吸も浅くなります。そのため、良いアイディアも浮かんだり、パフォーマンスを発揮したりすることもできません。
レッスンでは、楽に気持ちよく、気づいて学ぶ
呼吸レッスン基本(ベーシック)では、楽に気持良く、お腹で息を吐くことを繰り返し学んでいきます。
また、動きの呼吸レッスンでは、呼吸に関連する筋肉の緊張をほぐし、やわらかくすることで、呼吸の質を深めていき、ゆっくりと
そして、気づきの呼吸法レッスンでは、呼吸に関するセミナーとレッスンの総合コースとなっています。医学的な話なども、少しまじえながら、わかりやすく解説し、かたくなった頭をほぐしていきたいと思っています。すべてのレッスンの基本姿勢として、教わるのではなく、気づいて学ぶというプログラムで進行していきます。
呼吸レッスンは次のような方にお勧めします
- 心身ともにリラックスをして、ストレスを解消したい
- とにかく元気になりたい
- 内面から美しくなりたい
- 身体が緊張して、どうしても
身体 に力が入ってしまう - 免疫機能を高めたい
- 体質改善をしたい
- 体力、気力を充実させたい
- 心のメインテナンス法を身に付けたい
- メンタルトレーニングをしたい
- 良いアイディアが浮かぶようになりたい
- スポーツや芸能のパフォーマンスを上げたい
- 集中力をつけたい
- ものごとを冷静に判断できるようになりたい
- 明るい見通しがたてられるようになりたい
- 仕事や家庭での人間関係を良くしていきたい
- 痴呆症・脳血管障害の予防に
- 健康でいきいきと、より良く生きていきたい
※レッスンによる効果は個人差があります。受講規約をよくお読みになり、受講されるようお願いいたします。